あけましておめでとうございます。
このブログを読んでくださっているあなたは、40代、50代、あるいは私と同じくらいの年齢かもしれませんね。
年が変わるたび、「今年こそは少しでも変わりたい」と思いながら、結局また日常に飲み込まれてしまう…
そんな経験、ありませんか。
わたしは何度も繰り返してきました。
わたしは今、55歳。
人生の後半戦に、しっかり足を踏み入れた年齢です。
若い頃は、家族のため、仕事のため、誰かの期待に応えるために、がむしゃらに走っていました。
アロマテラピーの講師として現場に立っていた頃も、好きな仕事ではありましたが、
「癒やしを届ける側なのに、自分は全然癒やされていないな」と感じる日が、正直ありました。
40代後半から50代に入った頃、体の疲れが抜けにくくなり、気持ちも以前ほど前向きになれない日が増えていきました。
そんな時、ふと原点に戻るように、久しぶりにラベンダーの精油のボトルを開けたのです。
一滴、手のひらに落として、深く息を吸い込む。
それだけで、胸の奥に溜まっていたものが、ふっとほどけるような感覚がありました。
「ああ、私はこういう時間を忘れていたんだ」と、その瞬間に気づいたのです。
もし、あなたが今、
・毎日がただ過ぎていくことに、少しだけ不安を感じている
・何か始めたいのに、動き出せない
・頑張っているのに、満たされない
そんな思いを抱えていたら、今日はこの言葉を受け取ってほしいと思います。
人生は、大きく変えなくてもいい。
小さく、静かに、アップデートしていけばいい。
以前のわたしは、
「変わるなら覚悟を決めて」
「一気に変える」と思っていました。
でも今は違います。
朝起きたら、好きな香りをひとつ選んで深呼吸する。
夜、お風呂に1滴だけ精油を垂らして、今日の自分をねぎらう。
それだけで、心の緊張はゆっくりほどけていきます。
わたしたちは長い間、誰かのために生きてきました。
家族のため、子どものため、職場のため、親のため。
でも、これからは「自分がどうしたいか」を、ほんの少しでいいから、
人生の真ん中に戻してあげてほしいのです。
年齢を重ねると、「もう遅い」「今さら無理」という声が心の中で聞こえてきます。
でも55歳になって、私はやっとわかりました。
遅いんじゃない。
今が、ちょうどいいタイミング。
わたしたちは、経験も、失敗も、迷いもすべて抱えたまま、それでもちゃんと前を向ける強さを持っています。
若い頃のような勢いはなくても香りのように、じんわりと心にしみ込む生き方ができる年代です。
もし今年、何かひとつだけ始めるとしたら、
それは立派な目標でなくていい。
・自分を責める言葉をひとつ減らす
・「どうせ私なんて」を口にしない
・疲れた日は、ラベンダーやオレンジの香りに包まれて、何もしない自分を許す
わたしには派手な成功談はありませんが、同じように迷いながら生きているあなたの心のそばに、そっと置いてもらえる場所になれたら嬉しいです。
今年は、「がんばる」よりも、
「大切にする」一年にしませんか。
あなた自身を。
あなたの時間を。
あなたのこれからを。
この1月が、あなたの静かな再スタートになりますように。

