迷ったら原点に戻る〜自分を支えてきた価値観

年度替わりに見つけたい「自分を支えてきた価値観」

3月。
年度の終わりを迎える頃。
職場では人事異動や新しい体制の話が聞こえてくる季節です。

「このまま今の働き方でいいのかな」
「来年度は少し変えたい」

そんなふうに、心のどこかで立ち止まって考える人も多い時期ではないでしょうか。
キャリア相談の場でも、この季節になると、自分の方向性がわからなくなりました、
という声をよく耳にします。

そんなときこそ原点に戻ることが大切だと思っています。

目次

キャリアに迷うのは、前に進もうとしている証

人は変化の前に立つと、不安になります。
特に女性の場合、仕事だけではなく

・家庭
・子育て
・親の介護
・パートナーとの関係

など、さまざまな役割を同時に抱えながら生きています。
その中で、本当はどうしたいのかが見えなくなるのは、決して特別なことではありません。

むしろ、 真剣に人生を考えている人ほど迷うものです。
迷ったときには、これまでの人生で大切にしてきたことを振り返る時間をおすすめしています。

あなたを支えてきた価値観は何ですか?

キャリアの棚卸しをするとき、よくこんな質問をします。

・これまでの仕事で嬉しかった瞬間は?
・誰にどんな言葉をかけてもらったときに救われた?
・人からよく感謝されることは何?

答えは人それぞれですが、そこには必ずその人の価値観が隠れています。

「人の役に立つと嬉しい」
「誰かの成長を見守ることが好き」
「安心できる空間を作りたい」

こうした価値観は、 どんな仕事をしていても、 人生の軸としてずっとわたしたちを支えてくれています。

わたし自身も、原点に戻ることで道が見えました

わたしも、これまで何度もキャリアの迷いを経験してきました。

長く続けてきたアロマテラピーの講師の仕事。
その後、キャリアコンサルタントとしての活動。

一見するとまったく違う分野のように見えるかもしれません。
けれど振り返ってみると、わたしの中にずっとあった想いは同じでした。

それは誰かが自分らしく生きる時間を支えたいという気持ちです。

アロマの仕事では、香りを通して心を整える時間を届けてきました。
キャリア相談では、言葉を通して人生を整える時間をつくっています。

方法は違っても、原点にある価値観は変わっていなかったのです。

香りは「自分の感覚」に戻る小さなスイッチ

忙しい日々の中では、自分の気持ちに気づく余裕がなくなることもあります。
そんなとき、よく香りを使った小さなセルフケアをおすすめしています。

・朝のスタートにレモンやグレープフルーツ
・気持ちを落ち着けたいときのラベンダー
・自分に戻りたいときのフランキンセンス

香りは理屈ではなく、 感覚に直接働きかけます。
ふっと深呼吸をするだけで、張り詰めていた気持ちがゆるむことがあります。
そうして心が静かになると、自分の本当の声が聞こえてくることもあるのです。

年度替わりは「人生の小さな節目」

3月は、終わりの季節であり、同時に新しい始まりの入り口でもあります。
もし今、迷いを感じているなら無理に答えを出そうとしなくても大丈夫。

まずは少し立ち止まって、

・これまでの人生で大切にしてきたこと
・心が温かくなる瞬間
・自然と続けてきたこと

そんな自分の原点を見つめてみてください。
そこにはきっと、これからのキャリアのヒントが隠れています。

人生は、一直線に進むものではありません。
迷ったり、立ち止まったりしながら、少しずつ自分の道を見つけていくものです。

年度が変わるこの季節、あなたも一度、自分の原点に戻ってみませんか。
そこからまた、新しい一歩が始まるかもしれませんよ。

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