昨年のこぼれ種から発芽したカモミール・ジャーマンの花があちらこちらで咲いています。
発芽したものを点在させたので、小さくて白いお花がたくさん咲いて近所の人にも人気があります。
特に晴れた日には風が吹くたびに香りが漂ってきて、優しい気持ちになれます。
カモミール・ジャーマンに関連するエピソードは沢山ありますが、今回は3つご紹介します。
その1
古代エジプト人は、カモミールを草本療法の一部として使用していました。
彼らは、カモミールを美容や健康に良いと信じていたため、入浴剤として使用していました。
その2
第二次世界大戦中、カモミールは希少な薬草とされ救急箱に含まれていました。
これは、カモミールが炎症を抑え、消毒効果があると知られていたからです。
その3
ギリシャ神話によると太陽神アポロンは自分の馬をコントロールするためにカモミールを使用していたとされています。
また、ローマの女神セレスは、カモミールに由来するラテン語『Chamomilla』の名前で呼ばれていたと言われています。
アロマテラピーにおいては、炎症やアレルギー反応の抑制、消化器系のトラブル改善、不眠症やストレスの緩和、肌荒れや湿疹の治療などに使用されます。(治療として使用する場合は、医師の指示のもとに限ります)
精油やドライフラワーの形で使用され、お茶やアロマデュフューザーなど様々な方法で利用されています。
ただし、妊娠中の女性やアレルギーがある方は使用する前に専門家に相談することをおすすめします。
カモミール・ジャーマンの花言葉は、主に
忍耐強さ
冷静さ
安らぎ
癒し
などです。
カモミールの優しい香りはストレスを和らげ、リラックスさせる効果があるため花言葉にもよく表れています。
また、古くから薬用植物としても愛用されており、その力強い治癒力を表現する言葉として
治癒の力
健康
癒し
穏やかさ
といった花言葉もあります。