アロマテラピーとは直接関係がありませんが、冬の花の代表格であるシクラメン。
冬の始まりから春先まで次々と花を咲かせ続ける人気の鉢物ですね。
「冬の鉢花の女王」とも呼ばれています。
そんなシクラメンの花言葉は、「遠慮」や「内気」、「はにかみ」「気後れ」など、
ちょっと恥ずかしがっているような内容が多いです。
名前の由来は、花名はギリシャ語の「円」や「螺旋形の」という意味の
「キクロス」に由来しているとされています。
花が落ち、種ができると茎が螺旋状に丸まることから名付けられたそうです。
昨年は種を収穫することができました。
シクラメン全体の花言葉は「内気」「気後れ」「はにかみ」「遠慮」です。
その昔、ソロモン王が王冠のデザインに花を取り入れようと、さまざまな花に
話を持ち掛けるも断られ、唯一承諾したのがシクラメンだったといいます。
感謝を述べると、シクラメンは喜びと照れ臭さのあまり下を向いてしまったそう。
シクラメンの花言葉は、そんな伝説に由来しているようです。
なんとも奥ゆかしいお話しですね。
別名は「カガリビバナ(篝火花)」「ブタノマンジュウ」
反り返って上を向いた花びらが篝火(かがりび)のように見えることから、
「カガリビバナ(篝火花)」
また、シクラメンの球根を放し飼いの豚が食べてしまうことから、
「ブタノマンジュウ(豚のまんじゅう)」など、意外な名前が付いています。
英名も“sow bread”も「雌豚のパン」という意味です。
日本でこの名前だと売れなさそうなネーミングですね(笑)
ピンクのシクラメンは、ピンクのシクラメンは「恥ずかしがり屋」
シクラメンの特徴的な花びらが、恥ずかしさでうつむいているように見えるため
「恥ずかしがり屋」とされています。
他にも「憧れ」「内気」「はにかみ」という花言葉もあります。
シクラメンは、赤、白、ピンクがあり、それぞれに花言葉の持つ意味やイメージも違います。
白いシクラメンは「清純」
赤いシクラメンは「嫉妬」
ピンクのシクラメンは「恥ずかしがり屋」
冬の間、長く花を咲かせてくれます。
見る度に花言葉を思い出して、思いを馳せてみるのも楽しいですね。